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愛の嵐

第8章 霧中の嵐

大「はっ!」
相「ビックリした~!」
大「え?ま、雅紀くん?」
相「そうだよ!また夢見たんだね」

酷い汗に自分で驚く
現実に戻った
同じ顔だけど服も髪も違う
一つ一つを確認して間違いない事に安心する

相「汗が凄いからお風呂入ろう?」
大「うん。サッパリしたいな」

雅紀くんはお風呂の準備をしに動きだす
もう話そう
結末まで待てない
待っている間に俺が潰れる

相「準備出来たよ!入ろ?」
大「うん!」

差し出された手を取り繋ぐ
ニッコリ笑う雅紀くんを見ると落ち着く
繋いだ手の感触のが違う事を知った
温かさが染み込んで来る

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