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愛の嵐

第9章 狂恋の嵐

《相葉side》

はぁ・・はぁ・・んっ・・なに・・これ・・

全身が熱を持ってる
全身が心臓になったみたい
しっとりと汗ばむ
息が上がるのを抑えられない
和を見ると下半身にくる

ビールを飲む喉の動きに生唾を飲んだ
箸を持つ指に目を奪われる
下唇を舐める舌に息を飲む

ニ「雅紀?」

名前を呼ばれるとゾクゾクする
あぁ、我慢が出来ない

相「かず~・・たすけてぇ」
ニ「どうしたの?まだご飯の途中だよ?」

厭らしくニヤリとする
あぁ、その顔だけで・・・

相「も・・無理!」

席を立ちリビングを出ようとした
一人で処理しようと思ったから

二「雅紀!」

足を止め振り返る

相「だって、我慢・・出来ない!」
ニ「何が我慢出来ないのか教えて?」

喉が渇いて言葉に詰まってしまう

ニ「おいで?」

引き寄せられるように和の足元に跪く
頭を撫でられるだけで言い知れぬ刺激が身体を駆け抜ける

相「あ・・あぁ・・んっ、ん」
ニ「ほら、飲ませてあげるよ」

顎を掴まれ上を向かされる
水を口移しで飲ませてくれた
こくりっと喉を下る水は甘く酔わす
触れた唇が甘く痺れ背中まで伝わる

ニ「何が我慢出来ないのか教えて?」

同じ質問をされて答えない訳にはいかない

相「身体が・・暑くて・・・和を見てるだけで・・イキそう」
ニ「うん、そうみたいだね?どうして欲しいの?」

ゴクリと唾を飲み望みを口にする

相「和に・・触って欲しい・・イカせて?」

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