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《大野時間》

皆に言われるがまま和を誘ったけど
俺こんなんでいいのか？
ニヤニヤして見るんじゃない！
気持ち悪いって、マジで
和はなんかいつもと違ってフワフワしてる

大「何なんだ、この空虚感」
櫻「まぁ、そう言いなさんな」
松「そうだよ～！幸せが待ってる！」

やめろ～！
和に聞こえるから
もう勘弁して下さい

相「頑張ってね！応援してるよ」
錦「絶対大丈夫やって」

もうダメだ
既に心が折れそうだ
早く帰りたい・・・いや、帰ると和と二人っきり
それもどうなんだ？
八方ふさがりじゃないか、俺！

二「智くん、大丈夫？」
大「大丈夫だよ！」

心配そうに見て来る和の顔にドキドキしてしまう
ヤバいなぁ
こんな状態で言えるか不安だ

松「んじゃ、今日はこの辺で帰ろうか」
櫻「そうだね。雅紀が眠そうだからね」
錦「遅いから潤の所に泊めて？」
松「いいよ、おいで♪」
相「翔ちゃ～ん、眠いよぉ」
櫻「うん、そうだね。もう帰ろうね」

勝手に話が進んで行く
和と俺は置いてけぼりの様子

大「帰ろっか」
二「う、うん。そだね」

そして解散となった
俺のドキドキは激しくなるばかりだ