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愛の嵐

第11章 宴舞の嵐

《松本side》

そうなんだ
相葉くんの隣にいつもニノがいる
まさか相葉くんの事好きなのかな?
でもそんな事聞けないし
どうしたらいいのかな?

相「松潤疲れた?」
松「あ、大丈夫だよ!教えてくれる時は『潤』でいいよ。そっちの方が仕事感なくて楽だし」

いい感じに言ってるけど、本当は違う!
呼んで欲しいだけ
相葉くんに潤って呼んで欲しい

相「ん?あぁ、いいよ~!じゃあ、俺の事は先生で!」
松「やだ!絶対やだ!」
相「やっぱり~?ふふっ、『雅紀』でいいよ」

うわ~!理想の展開だよ
これでちょっとは近付けるかな?
あとは~

松「教えてもらってる事秘密にして欲しいんだ。いいかな?」
相「いいけど、なんで?」
松「なんか必死みたいで恥ずかしいよ!」
相「そうだね。頑張る姿ってあんまり見せたくないもんだしね。分かったよ~、秘密ね!」

口に人差し指を当ててウィンクする
可愛いのにカッコいい!
動悸に息切れ・・誰かお薬をplease!
こっちまで頬が緩んでしまう優しい笑顔は、今だけは俺だけのもの!

重症でも構わない!
大好きだよ~・・雅紀・・

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