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愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

《櫻井side》
う~腰が~抜けそ~!
何で雅紀はあんなに体力あるんだ?
華奢な細い体のどこに・・・
目の前の体を隈無く見つめると
まだ余韻の残る奥が
ドクッと疼く

櫻「あっ!ん~、はぁ」
相「いきなりどうしたの?や~らしい声出して」
櫻「へ?な、何でもないって!」

ヤバいなぁ
いつからこんなに盛る様になったんだ?
無意識に体が雅紀を求めてる
理性が強い方なんだけどなぁ

相「そろそろ来るかな?」
櫻「そうだね!忘れ物が無いようにね」
相「ん~、大丈夫だよ!ありがとう♪」

付き合って一年経つけど、今でもその笑顔にドキドキしてるよ
俺の方が絶対好きだ!
雅紀よりも雅紀が好きだろ~な

ピンポーンピンポーンピンポーン

相・櫻「うるせ~!」
櫻「はい?」
松「お迎えに上がりました~」
相「ってか、うるせ~よ!」
松「そうだった?車にいるから早く来いよ」

松潤そのまま車に向かってしまった

相「超強引なんですけど?!」
櫻「まぁまぁ、そう言わずに。行こ!」

不服そうだけど、大人しく付いて来る
子供みたいで可愛いんだよなぁ
こうゆ~所にさえキュンと来てる辺り
自分の重症さを実感してしまう

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