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愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

ニ「ぶっははは!何その格好!」
相「人の事言えね~だろ!」

浴衣ははだけて、ほぼ帯のみの裸
ニノとギャアギャア騒いでいたら

大「うるさ~い!」

リーダーにキレられた

相・ニ「ごめんなさい」
櫻「ふぁ~・・っ!ぶっ・・その格好!」
松「うっさいなぁ・・なっ!」

松潤だけは目を逸らしてしまった
そんな態度されると恥ずかしくなるんだってば!
慌てて浴衣を直していたら

櫻「ほら、手伝ってあげるよ」
相「ありがと、翔ちゃん♪」
ニ「翔さん、俺も!」
櫻「あ~、はいはい」

ニノって翔ちゃんに甘えてる?
昨日何があったのか気になるなぁ
帰ってから聞こう

松「さて、外を片付けてご飯食べたら帰りますか」
相「は~い!片付けしま~す」
松「じゃあ行こうか!」

準備したからね
ちゃんと後片付けしないと!

相「ねぇ、松潤」
松「何?」

何で手を繋ぐんだ?
でも振り解ける程冷たく出来ない
メンバーだから傷つけたくないんだ

松「どうしたの?」
相「あ、あぁ。この浴衣さ、誰が用意したのかなって思って」
松「それ?俺だよ♪いいでしょ!欲しいの?」
相「うん!お金払うよ」

松潤は柔らかく笑う

松「あげるよ!元々皆にプレゼントだったんだよ」
相「え!マジで?すっげー嬉しい!」

チュッと頬にキスを受ける

松「やっぱ可愛いなぁ!」

ハッとして頬に手を置いてしまう

相「も~!可愛いってほめ言葉じゃない!」
松「仕方ないよ、可愛いもんは可愛い!」

はぁ~、もう解放して~!
片付けを済ますまで『可愛い』攻撃は続いた

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