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愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

櫻「黙ってどこに行ってたんだよ~!」
相「ん~?それは後のお楽しみ♪」
櫻「何それ!いなくなったと思って不安だったんだから」
相「うん、ごめん。本当はもっと早く帰ってくるつもりだったんだけど・・・」

両腕を上げて俺に見せる

櫻「これ何?」
相「翔ちゃんを想って買い物してたら時間掛かっちゃったよ」
櫻「買い物なら一緒に行ったのに」
相「無理させたから、寝てて欲しかったんだ。翔ちゃんは明日仕事だからね」

気遣いは嬉しい
だけど・・

相「声掛けて行けば良かったね。不安にさせて、本当にごめん」

荷物を下ろし抱き締めてくれる
あぁ、雅紀の匂いだ
安心する

櫻「帰って来てくれたから許す!」
相「ありがとう!翔ちゃん、大好き」

優しくキスされて嬉しくなる
微笑むと微笑み返してくれる
そんな雅紀が

櫻「大好き♪」
相「うん!お腹空かない?ご飯買ってきたから一緒に食べるよ!」
櫻「食べる!早く食べよ♪」

荷物を持ってリビングへ向かった

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