テキストサイズ

愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

相「さぁ、飲もう!」

いつもの雅紀だ
たまに見せるあの顔
自分では気付いてないんだろうね

相「翔ちゃん、手伝って~」
櫻「はいよ~♪シャンパンじゃん!」
相「洒落込んでみました」

子供みたいにはしゃぐ
こっちの雅紀が俺は好きだな

相「翔ちゃん、乾杯しよう!」
櫻「うん!雅紀、ありがとう」

薄暗い中でも見える
互いの距離の近さが嬉しい

相「その前に・・翔ちゃん、じゃなくて・・・翔!」

突然表情を変えた雅紀に驚く

櫻「な、何?まさ」

相「相葉雅紀は櫻井翔を愛しています」

あ・・まさ

相「俺はこんな奴だけど、大事にするからずっと一緒にいて下さい」

嬉し過ぎて言葉が出ない
バサッと差し出された花束
バラだと香りで分かる

相「翔、返事は?」

櫻「櫻井翔は相葉雅紀を愛しています!ずっと一緒にいようね」

相「はい!」

抱き合って幸せを分かち合う
ヤキモキなんて必要なかったね

ストーリーメニュー

TOPTOPへ