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今まで描いてあった全てを見せた
全て雅紀君
さすがの多さに驚いてたけど

相「嬉しいなぁ♪」

って、絵の自分を眺めていた

相「何を見て描いたの？」
大「写真だね」
相「マジで？それでこれ描けるって、やっぱり智くんは凄いね！」

カラカラ笑ってくれる
今なら言っても大丈夫かな？
今しか言えない気がする

大「あ、あのさ、雅紀君」
相「ん～？な～に？」
大「あの、も・・モデルになって！」
相「は？俺が？」
大「う、うん！雅紀君が描きたい！」
相「これだけ描いてるのに？」

何枚もある絵を指して言われてしまう
あ～、いや～、そうなんだけどさ

大「普段見れない雅紀君が描きたいの！」

言った！
言えた自分を誉めて上げたい！

相「ははっ、お安いご用だよ！いつでも言ってね」
大「うん！ありがとう♪」

頭をポンポンと撫でられて安心した

相「さぁ、お風呂入って寝よう」
大「うん！・・・それとさ」
相「何？」
大「に・ニノの事は？」

再び不安に襲われる
ニノに勝てる物を俺は持ち合わせてない

相「大丈夫！俺は智くんしか抱かないし、智くんが大好きだよ！ニノにはちゃんと言うよ！いい？」
大「うん。雅紀君はそれでいいの？」
相「それって、俺が恋人だと不満って聞こえるけど？」
大「違う！不満は無いよ。その逆で、俺が恋人でいいの？」
相「智くんじゃなきゃ嫌です！」

また強く抱き締められる

相「智くんを愛してるんだよ！」

愛してる・・・耳の奥まで響いた

相「そうじゃなければ、こんなに待たないし抱かない！」
大「うん、うん！俺も・・愛してるよ」
相「うん！知ってるよ」

気の済むまで抱き合った