テキストサイズ

愛の嵐

第14章 懐抱の嵐

相「どんな格好したらいい?」

アトリエで楽しそうにしている

大「と、とりあえず脱いで貰ってもいいかな?」
相「全部?」
大「う、うん。」
相「いや~ん、智くんのエッチ~」
大「ち、ちがっ・・ごめん」
相「冗談だよ♪脱ぐよ!」

そう言うとさっさと脱いでいく
うわ~、どうしよう!
慌てて布を持ち駆け寄る

大「ちょっと~恥ずかしくないの?」
相「はぁ?今更じゃない?」
大「そ、それとこれと話が違う!」

クスクス笑いながら布を受け取って腰に巻いてくれた
はぁ~、心臓に悪い人だ

相「それからどうするの?」
大「あ、うん。そこの台に寝そべって」
相「はぁい。どんな格好したらいい?」
大「枕持ってくるから、好きな体勢でいいよ」
相「ほ~い!」

枕、枕っと!
急いで持ってアトリエに行くと
雅紀君の姿に息を飲んでしまった
寝そべっているだけなのに色気を漂わせている
そう見えるのは贔屓目なのかな?

大「枕持ってきたよ?はい」
相「ありがと~こんなんでいいの?」
大「ちょっと手直ししてもいい?」
相「どうぞ~♪智くんにお任せ!」

ニコニコして本当に嬉しそうにしてる
腰の布を思い描くように直す
内心ドキドキしてるのバレてないかな?

大「それじゃ、暫くそのままで動かないでね!」
相「は~い!動かない」

キャンバスに向かい鉛筆を取る
雅紀君を見て鼓動が早まっていく
ジッと見つめられていた
俺の全てを見透かすように見ている

相「真っ赤だよ?」
大「うるさい~!」

ははっと笑いながらも目は変わらない
視姦されてるみたいだよ
自然と息が上がる

大「か、描くよ!」
相「いつでもどうぞ♪」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ