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愛の嵐

第19章 番外編の嵐~暗色×白色=無色~

二「んっ、ふっぅ、じゅん、んぁん」

いつもの急速な行為を
楽しむ為の行為を
今日は捨てる

和を愛する為の行為
二人で愛し合う為に

松「かず、俺の事好き?」

耳を舐めながら、直接鼓膜に届ける
身震いして俺を掻き抱く

二「・・き」
松「聞こえないよ?俺に和の言葉を聞かせて」

耳元から俺を剥がし、頬を優しく包んで

二「好き・・・潤、大好き!」

なかなか言ってくれない
聞きたかった和の言葉

瞼に、額に、頬に、鼻に、そして唇に
キスの雨を降らす

松「俺の方がもっと大好き!」

くすぐったそうに笑う
どんな仕草も、どんな表情さえも
俺を捕らえて離さない

二「好きの度合いは絶対負けな!」

負けず嫌いは健在!

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