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愛の嵐

第19章 番外編の嵐~暗色×白色=無色~

二「んっ、ふっぅ、じゅん、んぁん」

いつもの急速な行為を
楽しむ為の行為を
今日は捨てる

和を愛する為の行為
二人で愛し合う為に

松「かず、俺の事好き?」

耳を舐めながら直接鼓膜に届ける
身震いして俺を掻き抱く和は

二「・・き」
松「聞こえないよ?俺に和の言葉を聞かせて」

耳元から俺を剥がし、頬を優しく包んで

二「好き・・・潤、大好き!」

なかなか言ってくれない
聞きたかった和の言葉

瞼に、額に、頬に、鼻に、そして唇に
キスの雨を降らす

松「俺の方がもっと大好き!」

くすぐったそうに笑う
どんな仕草も、どんな表情さえも
俺を捕らえて離さない

二「好きの度合いは絶対負けない!」

負けず嫌いは健在か!

松「ふっ、俺だって負けてないからな!」

和と交わす深く甘いキスは幸せを分け合ってるみたいだ

二「んっ、ふっん、んんっ、んぁ」

バスローブの紐を解く

二「も、入れて」
松「解してないから和が辛いよ」
二「いい、潤を感じたい」
松「~っ、出来るだけ優しくするよ」

ローションを自身塗り
和を起こし抱きかかえる
和は座って向き合う体位が好きらしい
蕾に少し塗り込んで

松「いくよ・・っく・・」
二「はっ、あっ、きっつ・・んあぁ」

ローションの力を借りて和は少しずつ腰を落としていく
苦悶の顔に喉が鳴るのを抑え切れなかった

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