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愛の嵐

第19章 番外編の嵐~暗色×白色=無色~

《二宮時間》

目が覚めると長い睫毛の潤の顔があった

二「あ・・俺気を失ったんだ」

いっぱい言ったなぁ
しかも愛してるって・・・恥ずかしい

松「んぅ、かずぅ♪」

俺の胸に顔をうずめて背中に手を回す
甘えてくれてる
いや、甘えたいのかもしれない
そう思うと嬉しさが込み上げてくる

初めて甘えたら、初めて甘えられた

二「どっちも素直じゃなかったみたいだな」

頭を撫でて至福の時を味わう
いつもは強気で強引
ちょっと俺様で優しい
そんな潤の甘える場所になれた
ベタ惚れなんだと実感した

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