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愛の嵐

第20章 諷意の嵐

《大野side》

相葉ちゃんは勘違いしてる

みんなが狙ってるのは貴方です!

俺は気付いてしまったんだ
みんなと俺に対する態度の違いに

急に可愛くなったもんだから
みんなが色めき立った
そこで困った事に皆が俺に宣言してきた

櫻「大野さんが行かないなら俺行くよ?」
二「そうだよ!俺だって相葉さんが気になってるんだから」
松「あらら。皆なんだ。俺もなんだけどね」

いや、その前に相葉ちゃんの気持ちは?

大「俺はまだそこまで・・・」
櫻「じゃあ、京都行き譲って!」
二「俺が京都行くって」
松「北海道に連れて行く!」

あ~、それは嫌なんだよなぁ
相葉ちゃんと京都行くの楽しみだし

大「それだけは譲れない!」

珍しく大きな声出したからビックリされてしまった

櫻「ふ~ん。まぁいいや。」

何か含みを持たせた言い方だなぁ

二「それまでにどうにか気持ちをこっちに向けないとな」

告白でもするつもりなの?
止めれないのは微妙な気分だよ

松「ん~、ちょっと強引に迫ってみようかな~♪」

みんなが松潤をガン見
知らん顔の松潤だけど、マジでやりそうで怖いんだよ

皆みたく強い想いまで到達してない
でも誰かのモノになって欲しくない
矛盾してるよな

相葉ちゃんの気持ちを知るよしもなく
俺は愛の宣言を聞かされていた

もう分かったから早く家に帰れ!
ここは俺んちだ!

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