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愛の嵐

第20章 諷意の嵐

《相葉side》

リーダー帰っちゃった
俺何かしたかなぁ?

櫻「相葉くん、行こう」

手を引かれ店へ向かう

二「リーダーが気になるの?」
相「え?・・うん、怒らせたのかなぁって」
松「そんな事ないって、気にしすぎだよ」

本当にそうかな?
何だか違う気がするんだよなぁ
しかもこの状況が飲み込めない

みんなリーダーが好きなんだよね?
何で俺を誘うの?

ま、まさか・・リーダーと離された?

櫻「相葉くんは何飲む?」
相「あ、今日は車だからウーロン茶♪」
二「車だったら帰り送ってよ!」
相「あ、無理だよ。今助手席にゴルフバッグあるもん」
二「え~、せっかく・・・」
松「残念だったね、ニノ」

何が残念なんだ?
帰りにリーダーの家に行ってみようかな

櫻「あのさ、相葉くんに話があるんだよ」
相「ん?どうしたの?」

みんなは顔を見合わせてる
俺だけ??ってなってるんだけど

二「今好きな人いる?」
相「いるような、いないような・・・自分でも分からない」
松「じゃあさ、告白とかされたらどうする?」
相「あんまりされた事ないからなぁ。嫌いじゃなければ前向きに考えるかも」
櫻「自分が好きじゃなくても受け入れられるの?」
相「う~ん・・そうだね。でもさ、一緒にいれば好きになれるんじゃないかな?多分だけどね」

今まで自分から好きになって付き合ってないから分からないんだ
言われて嫌じゃなかったから付き合ってきたからそうとしか言えない

リーダーが気になるけど、それが好きなのかは分からない

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