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愛の嵐

第20章 諷意の嵐

《大野side》

落ち着かない
相葉ちゃんがどうなったのか気になる
かと言って連絡もし辛い

部屋の中をウロウロしてしまって

大「いった~!」

椅子の門に足の小指をぶつけてしまった
痛い!ひじょ~に痛い!!
何やってんだ、俺は

大「はぁ~、気になる」

~♪~♪~♪

大「はいはい、誰?」
相『あ、相葉です』
大「相葉ちゃん・・ど、どうした?」

あれ?反応がない

相『あのさ・・今、家にいる?』
大「あ、うん、家で足をぶつけたとこ」
相「ははっ、何やってんの」

ピンポーン

は?何だよ、次から次に

大「相葉ちゃんちょっと待ってね・・・はい?」
相『大丈夫?』

インターホンからも相葉ちゃんの声が

大「はぁ?下にいるの?」
相『うん、来ちゃった』

来ちゃったって可愛く言ってるけど
もう、仕方ないなぁ
ちょっとニヤけそうになるのを我慢する

大「今開けるから、上がってきて」
相『うん、ありがとう。ごめんね』

そんな暗い顔と声されたら追い返せないよ

俺だって心配してたんだよ?
なんてな、言えないけど

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