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愛の嵐

第20章 諷意の嵐

《大野side》

さて、作り終わったな
今日は和食にしてみた

バタバタと音をさせて雅紀くんがリビングに入ってくる

相「ごめん、手伝うよ!」
大「終わっ・・た・・何て格好・・・」

目を逸らしてしまう
さっきの俺と同じ格好のはずなのに
漂う色気に目が眩む

大「Tシャツ着ろよ~!」
相「え~、暑いんだもん!・・・もしかして、ドキドキしちゃったりした?」

ニヤニヤしながら近付いてくる
これ以上はダメだって!
襲いたくなるのを我慢してんだから

相「智くんだったら・・いいよ」

恥ずかしそうに俺に精一杯伝えてくれる雅紀くんが愛おしくて

大「あ・・無理」

我慢が出来ない!
こんなに欲した事ないくらいに欲しくてたまらない

相「あ、さとしく・んっんん」

細い手首を掴み引き寄せキスをする
もう自分でも止められない

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