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愛の嵐

第22章 灼熱の嵐

相「翔ちゃん、副会長が呼んでたよ?」
櫻「あ~そう。逃げてるから放っといて」
相「あっそうなんだ~!って、ニノくんじゃんかぁ」

今頃気付いたの?
もしかして美人は天然なのか?

二「相葉先輩、ずっといましたよ?」
相「雅紀でいいってば♪翔ちゃんに隠れて見えなかっただけだよ~」
二「え~、じゃあ雅紀先輩♪俺小さいかなぁ?」

俺を見上げてくる
肩を竦めて答えてみると肘でつつかれた

相「あ~!この彼って、あの彼だよね?」

キョトンとして見てしまう
近くで見ても美人だなぁ

櫻「そうだよ、彼みたいだね」
二「潤がどうしたの?」
相「今話題になってるんだよ!」
松「俺が話題?何かしましたか?」

翔先輩と美人は顔を見合わせて頷いた
俺と和は首を傾げて答えを待つ

相「やっぱり格好いいね!」
櫻「噂されるだけの事はあるな」
二「格好良くて話題になってるの?」

美人は大きく頷いている
俺はますます訳が分からない

松「えっと、相葉先輩・・でいいですか?」
相「雅紀でいいってば!」
松「雅紀先輩?」
相「先輩もいらない!」
松「それはマズいと思いますよ。だったら雅紀さんで」
相「仕方ないなぁ、それでいいけど敬語はダメ~♪」

天真爛漫で天然って・・・
どストライクじゃね~かよ!

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