
愛の嵐
第22章 灼熱の嵐
最後のチャイムが鳴った
松「ふぁ~・・ねむっ」
ニ「ほら、行くよ!」
松「うわっ!ちょっと待てって、鞄!」
和は浮かれているのか手ぶらで行こうとしている
ニ「あ!へへ~、ウッカリさん♪」
松「ウッカリじゃなくて、浮かれっ子だろ」
和は赤くなって膨れっ面のままペチンと肩を叩いてきた
松「分かったから叩くなって!」
ニ「待たせちゃ悪いから、早く!」
手を掴まれグイグイ進んで行く
浮き足立った和に比べて俺の足取りは少し重い
見ていたい人だったから、近付くのには躊躇してしまう
そんな俺の事なんてお構いなしの和
ニ「ほら~、もう待ってんじゃん!」
松「あ~、そうみたいだな」
ニ「潤は楽しみじゃないの?」
松「そういう訳じゃないけどさ」
怪訝な顔で覗き込まれる
その顔を手で押しやって引き離す
松「俺の事はいいから頑張れよ!協力すっからさ」
ニ「む~っ!何か引っかかるなぁ」
松「気にすんなよ。さぁ、行くぞ」
ニ「あっ、待ってよ~!」
気を取り直して二人の待つ門までを早足で向かった
松「ふぁ~・・ねむっ」
ニ「ほら、行くよ!」
松「うわっ!ちょっと待てって、鞄!」
和は浮かれているのか手ぶらで行こうとしている
ニ「あ!へへ~、ウッカリさん♪」
松「ウッカリじゃなくて、浮かれっ子だろ」
和は赤くなって膨れっ面のままペチンと肩を叩いてきた
松「分かったから叩くなって!」
ニ「待たせちゃ悪いから、早く!」
手を掴まれグイグイ進んで行く
浮き足立った和に比べて俺の足取りは少し重い
見ていたい人だったから、近付くのには躊躇してしまう
そんな俺の事なんてお構いなしの和
ニ「ほら~、もう待ってんじゃん!」
松「あ~、そうみたいだな」
ニ「潤は楽しみじゃないの?」
松「そういう訳じゃないけどさ」
怪訝な顔で覗き込まれる
その顔を手で押しやって引き離す
松「俺の事はいいから頑張れよ!協力すっからさ」
ニ「む~っ!何か引っかかるなぁ」
松「気にすんなよ。さぁ、行くぞ」
ニ「あっ、待ってよ~!」
気を取り直して二人の待つ門までを早足で向かった
