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愛の嵐

第2章 溺愛の嵐

相「右か左って事?」

いや、他にないでしょ~?
相変わらず天然全開だね、可愛いぞ!

相「絶対左手!」
櫻「何で左手なの?教えて?」
相「んとね、いつも翔ちゃんの左手と俺の右手で手を繋ぐでしょ。そしたら左手のブレスレットと、右手の見えない手錠で繋がるんじゃないかなって」

なんて嬉しい事を言ってくれるんだ!
たどたどしく一生懸命説明する姿もまた愛らしい

櫻「そっかぁ。嬉しいな!ありがとう♪じゃあ、雅紀が付けて」

ブレスレットを渡し、左手を差し出す
ふふっと笑いながら付けて・・・あぁ、不器用
四苦八苦しながらも漸く左手には証が光る

櫻「仕事の時は仕方ないけど、出来るだけ付けてて欲しいな」
相「当たり前だよ!出来れば外したくないのに~」

腕を広げると飛び込んで来る
本当に愛しいなぁ
余程嬉しいのか何度も確認してはニヤニヤしてる

暫くするとはしゃぎ疲れたのか、少しウトウト
忙しい人だなぁ、そんな所もまた可愛い

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