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愛の嵐

第3章 流麗の嵐

その日から相葉君とは休みが合わなかった
もちろん収録では会ってるけど
忙しくてゆっくりした時間も取れないので色々溜まるものもある
相葉君も同じなのか、収録の休憩で俺を見る目が違う

相「リーダー!」
大「相葉ちゃん、どうしたの?」

俺の視線に気付いた相葉君が寄ってきた

相「智くん寂しいよ~」
大「っ!」

抱き付いて来て耳元で囁かれる
相葉ちゃんの態度が恋人の状態だよ?
バレたらヤバいでしょ!

大「どうしたの?ニノに苛められた?」
相「・・・・」

頭を撫でながら小声で

大「明後日から休みだし、明日の夜には部屋に行くから!今は我慢して?」
相「・・うん。わかった。」

宥めた感じを醸し出しながら体を離す
本当はもっと雅紀くんを感じたい
あの細い腰を掴んで・・・いやいや!
仕事中なんだけど、でも正直

大「はぁ、ヤリて~」

呟いていた心の声に相葉ちゃんが振り向いて

相「同じだね!」

苦笑いして歩いていく
まさか聞かれてるとは思わず足を止めてしまう
しかも同じって・・腰にくる
気を取り直すのに少し時間が掛かったのは言うまでもない

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