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愛の嵐

第29章 曇天×降雨=星空

《二宮時間》

え・・・嘘だろ?
冗談のつもりだったし
しかも嬉しそうに受け入れられると
惚れた弱味か断れない

ニ「ま、松潤がそうしたいなら」

俺、何言ってんだ!
これじゃただの女装好きみたいじゃないか

松「マジで?」
ニ「あ、その、松潤が嫌じゃないなら」

ちょっ、キラキラした目で見ないでよ
ドキドキが止まらないって!
好きって実感しちゃったよ

松「ニノは何食べたい?」
ニ「えっ?決めてないの?」

松潤の性格から言えば完璧主義で引っ張って行くはずなんだけど?

松「いや、ニノが食べたい物にしようかなって。決めてなくてごめん」

あ・・ヤバイ
照れ臭そうに頭をガシガシしながら困ってる
その姿に胸がキュ~ッて締め付けられた

ニ「ありがとう♥」

俺の事を考えてくれてたんだ
それが嬉しくて仕方ない
気持ちが溢れて抑えられないよ

松「そんな笑顔すんなよ。恥ずかしくなる」

真っ赤にした顔を手で隠してしまう
そんな姿にすら内心ドキドキしてる
いつも一緒にいるはずなのに2人きりになるとこんなに違うもんなんだ
暫く二人してモジモジしてしまった

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