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愛の嵐

第30章 バレンタインの夜は・・・

相「どれが食べたい?」
ニ「バナナかな」
相「んっ♪」

バナナを刺してチョコレートに浸す
それを俺に差し出す

相「和♪あ~ん♥」
ニ「あ~~ん♪っん、旨い!」

うっわぁ!
めちゃくちゃ甘い雰囲気だなぁ
俺ってこんなだったか?
頭の隅でキャラが違うって思われてないか不安になった
けど、微笑む雅紀を見ればそんな事気にならなくなってしまう

ニ「雅紀はどれにする?」
相「俺はイチゴがいいな♪」

同じ様にして口元へ運ぶ

相「あ~ん♡」

やばっ!可愛い♪
思わず手が口元からズレてしまう

ニ「あ、ごめん!」
相「大丈夫♪」

口の端に付いたチョコを拭おうとする
その手を止める

相「どうしたの?」
ニ「それ、美味しそう」

顔を寄せてチョコを舐めとる

ニ「やっぱり♪」
相「な、何がだよ~」
ニ「雅紀の味がして余計に旨い!」
相「あっ、ちょっんんっ」

今日のキスはチョコ味だ
いつもより甘く溶けていった

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