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愛の嵐

第3章 流麗の嵐

大「まだ付き合う前に一人で此処に来たんだ。」
相「来た事あるんだ!」
大「あるよ!その時も夜空は綺麗だったよ」
相「ふ~ん」

あれ?なんかご機嫌ななめ?
理由が分からないんですけど?

相「一人で来たんだ」

そこなの?
まだ付き合ってない頃って最初に言ったよ?

相「付き合ってない時でも誘って欲しかった!」
大「いや、でも・・・ご・ごめんなさい」

謝ったけど、俺悪い事してないし

大「だから、あんまりにも綺麗だっから雅紀くんを連れて来たかったんだよ」
相「まぁ、連れて来てくれたから許す!」
大「ゆ・許してくれてありがとう?」

クスっと笑い、また顔を夜空へと向ける

相「ほら!流れ星!」
大「どこ?あ、あっちにも!」

これが何度も繰り返す
流星群だから当たり前なんだけどね
こんなくだらない、小さな事が幸せなんだと実感する

相「幸せだね!」


ほら、また幸せが降ってきた!

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