
愛の嵐
第31章 過去×未来=今
《相葉時間》
泣きそうな顔
俺がさせてるのは分かってる
でもこうするしかないんだ
相「智、話をしよう」
大「分かった、ちょっと待ってて」
暖房をつけて部屋に入っていく
その姿を見送り帰りを待つ
何から話そう
どう話せば分かってもらえるんだ
頭の回転の悪さに嫌気が差す
大「風邪ひくから着替えて」
タオルとスウェット、ハンガーを渡される
必要ないんだけど・・まぁ、いっか
受け取って脱衣所へ向かう
相「お待たせ」
大「コーヒー淹れたから飲んで」
相「ありがとう」
壁にスーツを掛けてダイニングの椅子に座る
前の席に智が座るのを確認した
いつも首にあるはずの物がないのは心許ない
相「ふぅ・・・久しぶりだな」
大「あぁ、そうだね」
相「久しぶりの俺はどう?」
大「別人みたいで・・・俺の知ってる雅紀じゃない、かな」
やっぱり俺と同じか
相「俺もそう思ったし、今もそうなんだ」
大「10何年も会わなかったからね」
相「変わるのが当然なんだよ。だけど俺達は昔の記憶に捕らわれてる」
思い当たる事があるのか顔を伏せてしまう
相「前の智と比べてるんだ。話し方や仕草、表情の全てを比べて違うって思ってる」
大「お、俺もそう思ってるよ。雅紀なのに雅紀じゃない別の人に感じてる」
あぁ、そうだよ
昔の俺のままじゃない
それを分からなければいけないんだ
泣きそうな顔
俺がさせてるのは分かってる
でもこうするしかないんだ
相「智、話をしよう」
大「分かった、ちょっと待ってて」
暖房をつけて部屋に入っていく
その姿を見送り帰りを待つ
何から話そう
どう話せば分かってもらえるんだ
頭の回転の悪さに嫌気が差す
大「風邪ひくから着替えて」
タオルとスウェット、ハンガーを渡される
必要ないんだけど・・まぁ、いっか
受け取って脱衣所へ向かう
相「お待たせ」
大「コーヒー淹れたから飲んで」
相「ありがとう」
壁にスーツを掛けてダイニングの椅子に座る
前の席に智が座るのを確認した
いつも首にあるはずの物がないのは心許ない
相「ふぅ・・・久しぶりだな」
大「あぁ、そうだね」
相「久しぶりの俺はどう?」
大「別人みたいで・・・俺の知ってる雅紀じゃない、かな」
やっぱり俺と同じか
相「俺もそう思ったし、今もそうなんだ」
大「10何年も会わなかったからね」
相「変わるのが当然なんだよ。だけど俺達は昔の記憶に捕らわれてる」
思い当たる事があるのか顔を伏せてしまう
相「前の智と比べてるんだ。話し方や仕草、表情の全てを比べて違うって思ってる」
大「お、俺もそう思ってるよ。雅紀なのに雅紀じゃない別の人に感じてる」
あぁ、そうだよ
昔の俺のままじゃない
それを分からなければいけないんだ
