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愛の嵐

第34章 ホワイトデーは一緒に♡

《松本時間》

翌日、早朝から出掛けた
俺の車に皆で乗り込み別荘を目指す
隣には愛しい和也が嬉しそうに外を見ている
後ろには翔さんに世話を焼かれてる雅紀
車中は終始賑やかだった

松「頼むから汚すなよ!」
相「は~い♪」
櫻「俺が見てるから大丈夫だよ!」
二「それでもやっちゃうのが相葉さんだよ?」
櫻「あ~、うん、そうなんだよなぁ」

翔さんは苦労してるはずなのに
それすら楽しそうに笑ってる

松「愛されてんな、相葉くん」
相「うん♪そ~いう松潤だって愛されてるじゃん!」

鏡越しに見た相葉くんの姿は見えなかった
ちょっとだけ後ろを向いて確認すると
まさかの膝枕!
翔さんも頭とか撫でてまんざらでもない顔してるし

二「俺達も・・・いや、やっぱいい」

恥ずかしがり屋の和は再び窓の外を見た
そんな所も可愛いんだけどさ
もう少し積極的に来て欲しいんだよなぁ
手を伸ばして和の手を握る

二「あっ・・・潤」

驚きはしたけど、離す気配はない
キュッと握れば、遠慮がちに握り返してくれた
それだけで俺の胸の中は暖かくなった

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