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愛の嵐

第34章 ホワイトデーは一緒に♡

松「そろそろ部屋に行こっか」
ニ「あ、うん。お水持って行ってもいい?」

そんなペットボトル握り締めながら言われて
NOと言える奴がいるもんか!

松「いいよ♪持っておいで」

手を伸ばせば嬉しそうに繋いでくれる
まだ酒残ってますね~
これくらいなら丁度いいかな

松「ここだよ。暗いから気をつけてね」
ニ「電気は?」
松「まだ点けなくていいから、こっちだよ」

ピッタリ寄り添うように部屋を歩く
薄明かりが見えて来てホッと息を吐いたのが聞こえた

松「ほら、和」
ニ「えっ、なっなに?!潤、これっ、ダメだって」

広がる光景に和は目を逸らしてしまう

松「見て!翔くんエロい」
二「見ちゃダメっ!」
松「し~っ!聞こえちゃうよ?」

防音だから聞こえないんだけどね

二「何で気づかないの?」
松「向こうからは見えないんだよ。マジックミラーって知ってる?」

ハッして俺を見上げる
その視線をガラス越しの二人に向けた
ゴクッと和の喉が鳴った
あ~、これは下半身にくるな!

汗に濡れた翔くんが相葉くんの上で腰を振ってる
白いシャツははだけて下半身を隠すだけだ
相葉くんは腰を掴み下から何かを言っている
いつものおちゃらけた雰囲気は無く
雄の顔が妙にエロくて

二「相葉さん・・・あんな顔、するんだ」
松「元々綺麗顔だけどさ、エロさが加わるとヤバいな」

セックスの最中にも関わらず微笑み合っている
それが逆に妖艶な雰囲気を漂わせてる

二「あっ・・んっ」
松「どうしたの?」

繋いだ指をちょっと動かしただけなのに
汗ばんできてるのが分かる
なぁ、興奮するよな

松「翔くん、積極的だな。セックスを楽しんでるみたいだ」
二「うん、凄い気持ち良さそう。ドキドキする」
松「和もあんな風になってみたい?」
二「あっ・・・うん」

擦り寄ってくる身体は熱っぽくて
俺まで熱くなってくる
なぁ、お前の理性を崩したいよ

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