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愛の嵐

第34章 ホワイトデーは一緒に♡

《松本時間》

あれから和は今まで見た事もないくらいに乱れた
さっき見た翔さんと同じ格好で
俺を見下ろして舌なめずりしたり
いつもは我慢する声も惜しげもなく出して
恥ずかしくて枕で顔を隠してるのに
潤んだ瞳で見詰めてきたり
まさかのおねだりまでされちゃったよ♪

松「お疲れ様♪」

スヤスヤ眠る恋人の頭を撫でる

二「んっん~、じゅん~♡」

ヘラッと笑いながら抱き付いて来た
寝ぼけてる・・・よな?
胸を擽る寝息
俺の夢を見てくれてるんだな

松「ありがと、嬉しいよ」

投げ出された左手に隠していた指輪を嵌める

俺のものだ
誰にも渡さない
もう、俺から逃げられないよ

松「愛してる、和」

額にキスを一つ落として眠りに落ちた

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