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愛の嵐

第35章 催芽×和諧=閑雅

結局あれから一回では済まず二回しちゃった
和って実は貪欲だったんだなぁ

ベッドに寝ころんで引っ付いて離れない和は
肩に何度も吸い付いている
まさかねぇ

相「和っ、跡付けてない?」
ニ「見えない、所だから、大丈夫♪」

やっぱり~!
仕事柄、暗黙の了解で跡を残さない筈なのに

相「自分ばっかり狡くない?」
ニ「服で隠れる所ならど~ぞ~♡」

手を広げて俺を迎えている
そこまでされたらするよね!
首はヤバいから・・ん~

相「とりあえずココにしよっと」

鎖骨の下にチュ~ッと吸い付いて跡を残す
自分のモノだと証を残した

ニ「これが消える前に新しい跡を付けてね」
相「嫌がると思うけど?」
ニ「嫌がってるけど、実は嬉しいんだよ」

和は笑いながら幾つ目か分からない跡を付けた
独占欲の塊みたいだな

相「俺は和のモノだよ!跡がなくなっても和だけの俺だよ」
ニ「それでも俺は証が欲しい!ま~くんのモノだって見る度に実感したいの!」

子供みたいにムキになる和が愛おしい

相「分かった!実感出来るようにしてあげるから、今はこれで我慢してね」

左胸に跡を付けた
心臓に近いそこが俺の証

ニ「うん♪じゃあ、俺も!」

同じ所に証をもらった
戯れてる内に裸のまま二人で眠った
繋いだ手を離さないように堅く繋いだままで

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