
愛の嵐
第36章 夕霞×憂喜=柔婉
《相葉時間》
相「ね~、翔ちゃん」
櫻「なんだ?」
相「聞かないんだね?」
櫻「聞いて欲しい?聞いたら答えるの?」
相「いや、言わないけど・・でもさぁ」
ふぅっと息を吐いて俺を見る
次の言葉までの間が妙にドキドキする
櫻「一個だけ答えて」
相「あ~、うん」
櫻「ニノの事好きだよね?」
驚きすぎて飲もうと含んでいたビールを口からダラダラと零す
櫻「うぉい!きたね~って!」
相「のわっ!あ~濡れちゃったよ」
櫻「本当に手の掛かる弟だなぁ」
相「スイマセン」
そんな事聞いてくるからだろ
やっぱりバレてんだなぁ
相「好きだよ・・でも諦めるつもり」
おしぼりで服を拭きながら答える
顔なんて上げれる訳もなく俯いたまま
どんな顔していいか分かんないし
自分で言ってて泣きそうになってくるし
櫻「ふ~ん。じゃあいいよな?」
相「何が?」
櫻「俺がニノに告白しても問題ないよね?」
相「は?な、何言ってんの?」
翔ちゃんてニノが好きだったの?
知らなかった・・・いやいや、そうでなくて!
相「ダメ!ヤダ!俺の方がニノの事好きなんだ!」
バッと顔を上げると
ニヤニヤした翔ちゃんと目が合った
ま、まさか・・・やられた!
櫻「じゃあ頑張らないとだよね~」
相「あ~、も~!翔ちゃ~~ん」
櫻「はいは~い♪俺に勝てる訳ないっしょ」
ほんと翔ちゃんには勝てない
混乱する俺の耳に呟きは届かなかった
櫻「お前を好きな気持ちはニノには負けね~よ」
相「ね~、翔ちゃん」
櫻「なんだ?」
相「聞かないんだね?」
櫻「聞いて欲しい?聞いたら答えるの?」
相「いや、言わないけど・・でもさぁ」
ふぅっと息を吐いて俺を見る
次の言葉までの間が妙にドキドキする
櫻「一個だけ答えて」
相「あ~、うん」
櫻「ニノの事好きだよね?」
驚きすぎて飲もうと含んでいたビールを口からダラダラと零す
櫻「うぉい!きたね~って!」
相「のわっ!あ~濡れちゃったよ」
櫻「本当に手の掛かる弟だなぁ」
相「スイマセン」
そんな事聞いてくるからだろ
やっぱりバレてんだなぁ
相「好きだよ・・でも諦めるつもり」
おしぼりで服を拭きながら答える
顔なんて上げれる訳もなく俯いたまま
どんな顔していいか分かんないし
自分で言ってて泣きそうになってくるし
櫻「ふ~ん。じゃあいいよな?」
相「何が?」
櫻「俺がニノに告白しても問題ないよね?」
相「は?な、何言ってんの?」
翔ちゃんてニノが好きだったの?
知らなかった・・・いやいや、そうでなくて!
相「ダメ!ヤダ!俺の方がニノの事好きなんだ!」
バッと顔を上げると
ニヤニヤした翔ちゃんと目が合った
ま、まさか・・・やられた!
櫻「じゃあ頑張らないとだよね~」
相「あ~、も~!翔ちゃ~~ん」
櫻「はいは~い♪俺に勝てる訳ないっしょ」
ほんと翔ちゃんには勝てない
混乱する俺の耳に呟きは届かなかった
櫻「お前を好きな気持ちはニノには負けね~よ」
