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愛の嵐

第36章 夕霞×憂喜=柔婉

《二宮時間》

雅紀と沢山話をした
恋人だと実感するには十分な時間だった

相「んじゃ、行こっか」
二「うん♪」

今日は仕事だけどいつもと違う
二人で一緒に家を出る
気恥ずかしいけど、嬉しくて仕方ない

相「忘れ物はない?」
二「無いよ・・あ、あった!」
相「え?何忘れたの?」

背伸びをしてチュッとキスをする
あ~、恥ずかしいけどやってみたかったんだよ
いってらっしゃいのチュ~

二「こ、これで忘れ物ないよ」
相「あ・・かず~♡」
二「もうダメ!遅れるでしょ?」
相「え~!俺からもしたいなぁ」

後ろから抱き締められて身動きが取れない
嬉しいやら恥ずかしいやら

二「分かったよ」
相「やった♪いってらっしゃい、かずっ」

がっつり頭を押さえて深く口付けられた
あっ、ダメっ、キスだけで・・

二「んっふ、ぁはっ」
相「んっ、ご馳走さま♪」
二「っはぁ、お粗末さん」
相「さぁ今日も頑張ってこ~♪」

元気いっぱいにドアを開けて外へ出る
俺は少し熱を持ってしまった身体に苦笑いしながら後を追った

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