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愛の嵐

第40章 四海×繁華=僥倖

《松本時間》

悩ましげに喘ぐ相葉くんが妖艶な瞳を俺に向ける
片や翔さんは和を見ては目を細め
俺には嫉妬の瞳を向けていた
無理矢理にでも和を俺に向けたい嫉妬心は俺にだってある

松「でも、それがさぁ、余計にっ、燃えるってね」
櫻「んっ、だなぁ、んじゃっ、一回イっとく?」
松「そうしよか」

繋いだ手を強く握り相葉くんに目を向ける
縋るような目を向けられてもなぁ
絞めてんのは俺じゃね~し

松「もちょっと頑張れ」
相「あっ、やっだぁ、苦しっ、はなしってぇ」
櫻「松潤に、お願いしちゃあ、ダメでしょっ」
二「んあっ、もっはぁ、ソコぉ、あっ、あっ」

翔さんと手を繋ぎ直して懐いてんじゃね~し
イラッとしてしまう
俺も同じ事してんのに嫉妬が胸の中で渦巻いていく

松「もうっ、イかす!」
櫻「同感!限界っ!」

奥まで突き扱きながら促す

二「はっ、あっ、やっあぁ、もぉイッ、だめぇ」
相「んぅっ、やっ、だぁあ、イかせっ、てぇ」

ギュッと締め付けられてイくんだと伝わってくる
歯を食いしばって耐える

松「いいよっ、イって」
二「じゅっ、あっあぁあ」

身体をビクビクを震わせながら床に吐き出した
全身で息をするように上下する背中が見える

櫻「許してあげるよ」
相「ひっ、ふぁあっ、ひゃあああ」

悲鳴にも似た声と恍惚とした表情のアンバランスさが堪んないなぁ
翔さんもイったのか天を仰いでブルッと身体を震わせていた

松「部屋は勝手に使っていいから」
櫻「んっ、はぁ~、さんきゅっ」
松「んじゃね~」

絡む指を離し、和を抱え上げた
荒い息遣いを胸に感じながらその場を後にした

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