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愛の嵐

第40章 四海×繁華=僥倖

ニ「なぁ」
相「なに?」
二「翔さんの事好き?」
相「な、なんだよ突然!す、好きだよ?」
二「そっかぁ。俺さぁ、分からないんだ」

えっ・・・何それ
昨日の事がそんなに?

二「夜の事も少しあるけどさぉ、潤が俺を好きなのかコスプレが好きなのか分からなくなってきた」
相「あ~、うん。それは分からなくもないかな」
二「でしょ?!コスプレしてくれたら誰でもいいのかなって思っちゃって」

うわぁ・・それ俺の胸にも刺さるよ
そう考えちゃうと切なくなるね
翔ちゃんが好きなのは変わらない
でも思い出さなかったら・・・無理かもね

二「今頃、潤達は気付いたかな?」
相「起きたら気付くね。スマホの電源落としたでしょ?連絡は来ないよ?」

ニノは仕切りにスマホを弄っていた
そんな顔して待ってるのが辛かったら連絡すればいいのに

二「分かってる!連絡はしないし電源も入れない」
相「俺は何も言わないから好きにしていいよ」
二「いいの!少しは反省して貰わないと!」
相「そっか。ならドライブを楽しもうか」

相変わらず天の邪鬼なんだから
しっかり顔に出てるくせに
まぁ、そんな所が可愛かったりするんだよね

ニ「うん♪」

声は楽しそうでも、目が寂しそうだよ~
こりゃ、翔ちゃんが思い出して松潤連れて迎えに来てもらわないとだなぁ
なんて冷静に考えてる俺の方がヤバいのかも
翔ちゃん!翔ちゃん!!
届くと信じて心の中で何度も呼んでいた


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