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小さな男の子だって恋はするんです

第3章 夏の誘惑

「しん〜??なにブツブツいってんの?
とりあえず今日からこれやるよ!!」








『えぇー今日から!?』







「あたりまえじゃない♪
さっ、かなはしんに教えられるように復習でもしようかな!
教科書借りるから部屋いくね〜」






『おっす…ふぁいてぃん姉御。』





「はーぃw」








受験生とかまじ憂鬱。




って思ってた俺ばかー♪




勉強たのしくね!?とか言って俺天才になったらどうしよう!!






あー…やっぱ俺やればできるみたいなね!!俺そーゆーの持ってんだよなーハハハ!!







「なにニヤニヤしてんの。キモ。」






『え?』



目の前には部活からかえってきたのか双子の姉の心がいた。




『今キモイっていった?実の弟に。』





「いった。キモイ。そのニヤケ顔どうにかしろ変態。」




『おおおおお姉さんーーーーそれはひどくないっすかぁー!?』




「はー!?お姉さんとかきもー。普段そんな呼び方してないじゃんw
ほんと…………」







俺たちの喧嘩は母さんが帰ってくるまで続けられ、最終的には母さんに二人ともげんこつくらってフィニッシュ。






そうして、三宅家の喧嘩は幕を閉じた。







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