テキストサイズ

小さな男の子だって恋はするんです

第7章 夢………なわけないだろう

でも、起きてしまった。








私があの時部屋に行かなければなにも起こらなかったのに。







しんの部屋に何気なくはいったら、そこにはあの日の幼いしんがいたような気がして。







かわいいからって言ったけど、あれは本音だった。







もし、しんが私のこと本当に好きでいてくれてるなら、私は今、しんにひどいことをしてしまったのかもしれない。





─────────────



────────



───

ストーリーメニュー

TOPTOPへ