昔のトモダチ
第1章 サカキ リンコ
シャキン・・・
はさみの音にはっとする。
「ハナちゃんはずるいよね・・・」
リンちゃんが呟く
シャキン・・・・
「そうやって、すぐ忘れちゃってさ」
シャキン・・・
「何もなかったように、うちにあがりこんで。」
シャキン・・・
「どんなにあたしが辛い思いしたかなんて、全然分かってない」
シャキン・・・
「あたしの痛みは消えない。一生。心の傷だから」
「ハナちゃんはずるいよ」
シャキン・・・!!
もうはさみの音はしない。
ナオの寝息が聞こえる。
私は---------・・・
はさみの音にはっとする。
「ハナちゃんはずるいよね・・・」
リンちゃんが呟く
シャキン・・・・
「そうやって、すぐ忘れちゃってさ」
シャキン・・・
「何もなかったように、うちにあがりこんで。」
シャキン・・・
「どんなにあたしが辛い思いしたかなんて、全然分かってない」
シャキン・・・
「あたしの痛みは消えない。一生。心の傷だから」
「ハナちゃんはずるいよ」
シャキン・・・!!
もうはさみの音はしない。
ナオの寝息が聞こえる。
私は---------・・・