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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

帰る間際

江崎って人はちゃんと俺たちを玄関口まで見送ってくれて最後橘さんと小野寺さんと握手を交わした
江っちゃんにまた明日来るから♪と挨拶をして4人で戻った部屋

「何か俺目覚めちゃったな‥」

あっポッキー食べよう♪

先輩はノー天気とゆうか
小野寺さんが居なかったら俺たちがまたこうやって仲良く一緒にいれなかった事とか

感謝しなくちゃいけない気持ちとかすっかり忘れているんだろうな‥

先輩感謝してんのか?疑問。

「先輩ちゃんと覚えとかないといけないよ‥」

「わかってるよ♪ポキ♪ポキ♪」

わかってる?

「何が?わかってるんだ?!」

何驚いてんだよ?

「俺の頭はメカニズムだから♪ポキ♪ポキ♪」

メカニズム?
また自分でもよくわからないような言葉使う‥
「メカニズムって?」

けど、あえて聞いてみた

「画期的って事!♪古い順から新しい物に自動更新だ♪」

それ意味ないじゃん‥

「つまり先輩の頭は洗濯機って事?」

「違う♪ポキ♪ポキ♪」

自動で切り替わるんだろ?
「じゃ‥炊飯器?」

「違うだろ?ポキ♪」

「じゃ‥クーラー?」

「何で電化製品ばっかなんだよ!俺は」

「非売品だ!だろ?(笑)」

俺のセリフ先に言うなっ!

ムスッとした先輩の横からポッキー一本もらった

「ちょっ俺のポッキー取るなよ!返せよ!」

ポ‥キ♪

「返せよ!」

ポ‥キ♪

「かえ‥」

ポキ♪ポキ♪ポキ♪

「先輩どうぞ♪(笑)」

短くなったポッキーくわえながら返すと言ってきた意地汚いコイツ

「いらねーよ‥っ」

「せっかく逆さまから食べたのに受け取れよ(笑)ほら♪」

俺の鼻先摘んで顔をギリギリまで近づけて待機する

ポッキーゲームだろ!これ!?

嫌だっ!!

「先輩我慢は良くないよ?」

もがき暴れる先輩

死んでも口なんか開けねー!

顔真っ赤(笑)

「もう一本貰おう♪」

日高がポッキーの箱からもう一本ポッキー取ろうとした

「ダっんんっ!」

開けてしまった口
5cmぐらいしか残っていなかったポッキーを口移しされた

「んっんん!」

ポッキーが口の中でコロコロ転がる

舌入れてくんなって
チョコレートが溶けていく‥

「んっひだっんん!」

ポッキーが口の中で全て溶けて無くなった頃

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