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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

先輩と大浴場に着いたら閉まっていた

「どうすんだよ?日高!」

また怒る…。

「俺に言われても‥」

チェッ!と石ころ蹴るみたいに床を蹴った先輩

「時間帯が時間帯だから仕方ないよ?ね?」

「家の温泉だったら24時間好きなだけ入れるのに‥」

「ワガママ言うなよ?好きなだけってそんなに入った事ないだろ?見た事ないけど(笑)」

「人間は皆ワガママなんだよ!」

先輩?何真面目に言ってんの‥

「あっそうだ!先輩鍵取りに行こう♪鍵!」
キャンピングカーだからシャワールームがあるはず♪

「鍵?」

日高が俺の手引っ張って走り出す

「お前時間帯言うなら走るバカどこにいんだよっ!」

「ここにいるだろ?(笑)」

お前‥

部屋に戻りテーブルの上に置いてあった車の鍵を手に持ちまた走って旅館の入り口まで来た俺達

【閉鎖】

‥‥‥‥‥。

‥‥‥‥‥。

「お前本当バカだよなっ!先に入り口開いてるか確認してから鍵取りに行けよ!」

「確認してから鍵取りに行っても閉まってたら出れないだろ!!」

いや‥俺の言った意味は違うから‥

「あーあっ!無駄に汗かいちまった!」

「それ俺のせいって言いたいのかよ?」

「お前以外に誰がいんだよ?」

「あっ!」

「今度はなんだよ?」

何だか嫌な予感がした

「おっ俺は嫌だぞ‥」

先輩の腕を引っ張るもピーンと突っ張って動かない先輩

「何が嫌なのか知らないけどこのままここに居ても仕方ないだろ?ほら♪行くよ?」

「嫌だっ嫌だ!」

「先輩は赤ちゃんかよ?(笑)」

「赤ちゃんは喋らないだろ?喋る赤ちゃんいたら会ってみてーって!!!!?ちょっバカ!降ろせよ!」

へり口ばかり言う先輩をお姫様抱っこして運んだ部屋

バタバタ暴れるから小野寺さんに殴られて少し切れた口元に当たって痛かった

日高の口元紫になって切れていた‥。

「とうちゃーく♪」

下ろされたのはやっぱり部屋の前

「何で部屋なんだよっ!?」

「何でって戻る場所部屋しかないだろ?」

「そっそうだけど‥」
だけど!

「とにかく入って♪」

「ちょっ押すなって」

部屋に入るなり俺の背中押して連れて来た場所

やっぱり洗面所

「先輩ちょっと待ってね♪」

「嫌」

ってか横には風呂の扉らしき扉があった

俺が扉開けようとしたら首根っこ掴まれ引っ張られて

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