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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

注文した物が運ばれてきた

橘さんと小野寺さんは和食御膳

河辺はキツネうどん

先輩はかやくご飯定食

俺は釜揚げうどん

鮫島先輩のは時間かかるのかまだこないようだった

「釜揚げうどんって湯の中にうどんが浸かってるだけなんだな‥」

何だか期待はずれ

「浸かってるって‥お風呂みたいな言い方だな(笑)かわいいけど」

「かっかわいいってお前なっ!」

「お待たせしました~♪すき焼き定食です」

すっすき焼き定食?!

相川が俺のすき焼き定食をじっと見てくる

「なんだよ?」

うどん屋なのにすき焼き?
しかも霜降りの旨そうな肉が甘辛いタレに絡んでいる

「せっ先輩のかやくご飯もすごくいい匂いするよ?」

いい匂い?

クンクン鼻鳴らして嗅いでみたけどすき焼きの匂いにはやっぱり勝てないかやくご飯

「先輩のには豪華な天ぷらにお浸しにお漬け物もついてるよね♪あはは」

先輩の機嫌取って何とかしないとっ

豪華って青じその天ぷらとかぼちゃと椎茸の天ぷらだけだし‥

「エビ天があればな‥はー‥ぁ」

ポテッと俺の天ぷらの小ザルに移されたエビの天ぷら

「やるから食べろ」

!!?

背高ノッポがエビ天くれた?

「仕方ねーな‥やるよ」

かやくご飯の上に鮫島がすき焼きの肉一枚乗っけてくれた

豪華になった俺のかやくご飯セット♪

うひゃー♪

俺も先輩にやれる物は‥うどん?

「いらねーよ♪」

豪華になったから十分満足♪
日高がすき焼きの肉乗ったかやくご飯の上にうどんを乗せようとしたけど断った
「もらえよなっちゃん」

「そうだよ(笑)すき焼きと言えばうどんでしょう?」

すき焼きと言えばうどん?
すき焼きと言えば‥うどん!?

うどん!!

チラッと日高を見た

何だ欲しいんじゃん?(笑)

「あげるから食べよう(笑)」

うどんも乗せられてより更に豪華になった俺のかやくご飯セット!


パクパク♪パクパク♪パクパ‥

あっ相川ゆっくり食えよ‥

「すげー旨い!パクパク♪」

そら美味しいだろ?
これで文句言ったら先輩袋叩きだよ?

「あっ先輩ご飯粒ついてる♪」

「ん?何?モグモグ♪」

パクッ♪

指ですくって食べたご飯粒

「ふふふん♪パクパク♪」

あっ相川が何も言わない?
先輩が鼻歌?

俺と日高君は窓の外を見た

快晴…?

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