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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

「あーっ♪満足♪満足♪食った食った(笑)」

膨れたお腹さすりながら歩く先輩

「そらあんなけ食えば満足だろ?」

「ああ?鮫島何か言ったか?」

「まるで妊婦さんだな♪って言ったんだよ(笑)」

妊婦?

自分の腹触って考えた

「何ヶ月ぐらいだろうか‥?」

え…先輩?相川?

空を見上げた俺と鮫島先輩

雲一つない澄み渡った青空が広がっていた

「あーっそういや橘さんに封筒きてたんだったよな!河辺?」

「あっうん‥?」

何で僕に言うの?持ってるの鮫島先輩だよね?

鮫島先輩が手を出してきた

「?????」

あっ俺か?

ズボンの後ろポケットから出して橘弦さんに渡した封筒

そんなとこに入れたらぐちゃぐちゃになるだろ!


けど旅館に手紙って‥

渡された手紙をじっと見つめた

「橘さん見ないのか?」

恋人として橘さんの持つ封筒が気になる誰からの手紙だ!?
旅館にまで手紙送ってくる相手って‥一体誰だ?!

「え…あっ‥部屋に戻ってから見ようかと‥」

「一緒に見よう!」

え?


‥‥‥‥。

‥‥‥‥。

‥‥‥‥。

‥‥‥‥。

「橘さん?」

何でこうなる訳?

真ん中に封筒置いたテーブルを6人で囲んで座る奇妙な光景

まるで一家の一大事?
何故か恐る恐る見た手紙

!!!!?

《ナンパ野郎びっくりしてるぞ?何だ日高?》

《俺にわかるはずないだろ?》

《そっか》

「‥‥‥‥」

「何が書いてあるんだ?橘さん?」

‥‥‥‥。

「橘さん!」

《あーっもうイラつくな!》

《ちょっ先輩っ!?》

先輩がバッと手紙を手に取った

!!!?

先輩もびっくりした顔をした

何だ?

横から覗いたら‥

!!!?

日高もびっくりした顔をした

「何だ?見せてみろよ♪」

鮫島先輩が手紙を横取りして一瞬止まる

「あっ茶カステラ買って来て下さい…か?」

「よっよく読めたな‥そんな汚い字」

すごく汚い字を見事に読み当てた鮫島
お前は将来大物だ!

「おっ俺だってラブレターの10通や20通もらった事あんだよ‥なっちゃん失礼だぞ‥」

見栄っ張っったな?(笑)
けどこんな汚い字書く女いるのかよ?

「お‥んな‥か?」

「気になんのか?(笑)」

「いや‥俺は別に‥ただ‥聞いただけ聞いただけだ!」

「気になるんだろ?(笑)」

違うって!

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