テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

トイレに入った先輩のトイレの扉にもたれかかった

《日高が‥俺以外の名前呼ぶとムカつくんだよ‥》

《日高はそっそんな事しねー!日高はすげー優しいもんっ!》

かわいいっ♪

時々素直になるのがいいんだよな♪

そう時々が丁度いい‥

そっと扉にせもたれ床を蹴った

「俺だけに‥見せてな」

『ん?何?』

「だからっそんな姿俺だけに見せてねって」

ガチャっと開いたトイレの扉

!!!?

「日‥高君‥そんな姿ってどんな‥姿?」

たっ橘さん!?

「おっ俺トイレ!」

急いでトイレに入った

「あっ臭いよ?ってまぁいいか?」


小野寺さんと海にでも行こうかな♪海‥
ボッと赤くなる顔

便座に座って頭抱えた俺

はっ恥ずかしいっ

先輩だと思ってたのに‥

ん?先輩どこ行ったんだ?




その頃俺は江っちゃんとこにいた

何故かって?

トイレ行こうとしたらナンパ野郎が入っていて
鮫島達の部屋のトイレ借りようとして行ったら部屋が使えなくなっていたから近い江っちゃんとこに来たって訳よ♪

「なつ君はいつまで滞在してるのかな?」

トイレ借りてスッキリした俺にコーヒー入れてくれた江っちゃん♪

「日高と俺だけの予定がバイキング食い損ねたから皆でもう一泊する事になったんだ♪(笑)」

「バイキング食べ損ねただけで?(笑)」

椅子に座って足組んでコーヒーすする江っちゃん

よく見たら様になるいい男だった

オッサンとか言って悪かった。

「江っちゃんはバイキング食ったのか!?」

身を乗り出して聞いてきたなつ君

「食べたけど‥そんなに大した事なかったけどね?家の方が」

大した事ない?

「夢壊すような事言うなよ!」

夢?

「なつ君はバイキングが夢なのかい?(笑)」

笑われて悔しいけど‥
幼い頃から母親1人で育てられた俺は旅行すら余り行った事がなかった

バイキングなんて夢のまた夢で‥

「食べたいじゃん‥バイキング‥」

けどそんな事江っちゃんに言ったって仕方ないこと

「じゃ♪今度私の家に招待するよ(笑)」

い‥家にしょっ招待?!

「家どこ!♪」

食いついてきたなつ君

綺麗でかわいいなつ君は人懐っこくて物に釣られやすいっと‥♪

案外単純なんだな(笑)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ