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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

先輩どこだよっ!

大浴場にはいない

土産物売り場にもいない

ゲームコーナーにもいない!

ずぶ濡れのまま探し回った

よく捕まらなかったと我ながら思った

端から見たら変質者だろ?


あっ!もしかして!?

バーンと開けた部屋の扉

《江っちゃん…んっ痛い!》

《ごめんごめん‥優しくするから‥》

《ゆっくり‥ゆっくり‥して‥あっそこっ》

扉開け部屋に入ったら奥の部屋から怪しい声と音がした

先輩‥?

カチャ‥

ゆっくり開けた部屋の扉

「!!!!!」

先輩何してるの?

何されてるの!!

ぎゅーっ!

「痛いっ痛いっ!江っちゃんそこ痛いってあっくぅっ!」

「先輩?」

え?日高?日高君?

先輩がベッドの上で江崎って人にマッサージされていた

「日高君もしようか?んっ!」

「あっくぅっ!日高もしてもらえよっ痛い…けどっ気持ちいいぞって…あっんんっ江っちゃそこダメだからっあっヤ‥痛い!」

俺にはどうしてもやらしい時の先輩の声にしか聞こえない

ブンブン考えちゃダメだ!

「俺着替えてくるから…先輩は大人しくしとけよ‥」

日高が部屋から出て行こうとした

着替えてくる?え!?ずぶ濡れじゃん?

「あんんっ日高っ痛っ!ひっ待って…んんっあっくぅっはぁん」

先輩はただマッサージされてるだけなのに
どうしても俺にはピンクの華が咲き乱れる

扉のドアノブ持って先輩のやらしい声と格闘する俺

「江っちゃんっん!日高っに‥あっんっ日高にっ服貸してやってくんねっん!」

先輩がベッドの上で悶え喘いでいるっ

俺がしたい!俺?

そうだ!俺だ!

「先輩っ」

「服?あっずぶ濡れだね!大丈夫?こっち来て」

「え?あの‥?」

江っちゃんが俺の上から降りて日高の肩に腕を回して連れて行った

腕回す必要あんのか?

あーっでも気持ち良かった♪

ツボにグイグイくる江っちゃんの指圧

江っちゃんこそ一家に一台だよな♪


部屋を出るとシャワーの音が聞こえてきた

着替えを手にしてバスルームに消える江っちゃんの後ろ姿

日高がシャワー浴びてんのか?

日高しかいないよな?

江っちゃんが戻ってきた

「日高風呂?」

「あのままだと風邪ひくからね?なつ君も一緒に入るかい(笑)」

瞬間湯沸かし器のようにボッと赤くなったなつ君の顔

へー‥。(笑)

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