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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

「けどいいんですか?」

《日高余計な事言うなっ!》

先輩が肘でつついてきた

《だって高級って事はすごく高いんだろ?》

《気が変わったらどうすんだよっ!》

‥‥‥‥。

丸聞こえだぞ?

「ふははは(笑)私の肩書きは専務だが会社を任されている立場でもあるから気にしなくていいよ」

「偉い‥さん?江っちゃん偉いさんなのか!?」

「まぁね(笑)それにうちが自信を持って取り扱うインテリアをなんかと言われてホームセンターの安物と一緒にされたんじゃ私のプライドが許さないからね(笑)」

あっ‥俺酷い事言った

江っちゃんのプライド傷つけた

「ごめん…な‥さい」

!!!!?

先輩が素直に謝った?

彼の顔が一瞬驚いたかと思ったら、なつ君を包み込むような優しい微笑みに変わった

愛しそうな眼差しで‥



「なつ君はどれが気にいったのかな?」

資料をまた持ってきて見せてくれた江っちゃん

「これもいいけど‥これもいいなぁ‥」

先輩はどんなインテリアを欲しがっているんだろう?

どれどれ‥?

高っ!!!!?

「あっこれもいいな♪こっちの方が俺のイメージに合うかな?うーん?」

これもこれもこっちもって指を動かす度に値段が跳ね上がっていくインテリア

「日高はどれがいい?」

どれがいいって高すぎだろコレ‥

彼が私の顔をチラッと見てきた

「気にせず選んでいいから(笑)あっ!良かったら今度ショールーム来ないか?」

「ショールーム?ショールームって劇場?」

《バカ先輩っ!》

《なんだよっ》

《劇場な訳ないだろ!》

《何で?だってショー=劇でルーム=部屋だろ?劇場だろ♪》

俺にシャレを勉強しろと言う前に先輩はもっと常識を覚えなさい。

「ショールームに来るとイメージが確実な物になると思うけど?その後私の家でゆっくりお茶でもして」

「行く行く♪」

《ちょっと先輩っ!》

《なんなんだよっ?》

《遠慮って物はないのかよ!》

《イメージを確実な物にする為だろ?》

《‥‥‥‥‥》

本当にそれだけですか先輩?

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