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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第46章 楽しかった温泉旅行帰宅後-鮫島と河辺がたどり着いた場所-

「お前はだな‥」

なっなんだよ‥

「不純」

「あーっ!ストップ!言わなくていい!」

鮫島が先生の口を抑えつけた

不純と言われ思いついたのが不純異性行為

異性じゃなくても俺にとっては性的行為を表す言葉

誰がチクったんだ!
皆してる事だろ!!
何で俺だけバレんだよ‥

「不純なんだよ?先生?」

「不純って先生が言ってんだから不純だろ?なっちゃんは知らなくていい事だよ(笑)な?先生?」

コクリと頷いた先生から当てた手を離した鮫島

「お前今先生睨んで脅しただろ?(笑)不純が何だかわからないから聞いてんだろ?」

「不純物持ち込んだ罪だよ!」

何苛立ってんだよ‥不純物持ち込んだ罪?

「なんだそれ?(笑)そんな罪あるのか?って話まだ終わってねーだろ?」

鮫島にくるっと向きを反対方向に向けられ背中押された

「先生また後でな♪さぁ行くぞ(笑)」

また後でって今話せよ今!



渡り廊下を歩いていると相川がまた聞いてきた

「鮫島‥お前犯罪犯したのか?」

「犯罪?俺が?」

正しくは日高君とは一回河辺とは何回も校内のあちこちでHした

「不純物持ち込んだ罪つったろ?なんだよそれ?」

あー適当に不純繋がりで言ったっけ?そんな事‥

「知りたいか?」

ニヤニヤした鮫島が聞き返してきた

「あ‥ああ」

何だか気になる

俺も気をつけないとまた留年したら今度こそシャレにならない

「じゃ教えてやるよ耳貸せ」

耳貸せと言われて素直に鮫島に近寄った

「‥‥‥‥‥」

何も言ってこない?

「鮫島お前早く言えよっ!何なんだっ(よ)!!?」

横向いたら軽く触れた唇と唇

なっなっなっ!

俺は鮫島から離れて唇を袖で拭きまくった

「ひでーな。なっちゃん‥そこまで拭かなくてもいいだろ?」

「お前がキッキスなんかするからっ!!」

「なっちゃんが素直に耳貸してきたからちょっと驚いて止まったらお前からキスしてきたんだろ?」

「おっ俺からキスなんかする訳ねーだろ!」

「しただろ?」

真っ赤な顔しながらつっかかってくる

そうゆうとこがたまんねーんだよ‥

あっ……。

河辺が不安がる要素に今更気づいた‥

それは俺自身にあった

指輪渡しただけでは解決しない心の問題

俺自身の問題

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