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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第46章 楽しかった温泉旅行帰宅後-鮫島と河辺がたどり着いた場所-

安心した元気で良かったって‥

湯船にお湯がはり浸かったお風呂

「温かい‥鮫島先輩っ温かいよ‥」

また涙がこみ上げ溢れ出す

一人温かい湯船に浸かって唇噛みしめて泣いた

すごく心配してくれていた僕の事

河辺に温かい洋服を買って戻ったloveホテル

部屋に入ると河辺はいなかった

まだ風呂か?

俺は河辺に伝えなければいけない

相川を好きだった事も全て全部話した俺を受け入れてくれるか不安だった

「遅い‥」

あれから1時間は経っている

待っても待っても出てこない河辺

何やってんだ?

まさかアイツ!

走ってガチャっと開けた扉

「鮫島先輩‥お帰りなさい‥鮫島先輩?」

ゆっくりバスルームに入ってきたかと思ったらまた抱きしめられた身体

「ちょっ濡れちゃうよ!」

ボソボソっと言った鮫島先輩の言葉

「…‥僕‥っ」

鮫島先輩が口にした言葉

《俺を置いて逝っちまったのかと思っただろ‥バカ野郎》

鮫島先輩の顔が視界に入ってきて優しい口づけをされた

「心配させんな‥心臓止まるかと思っただろうが!服買ってきたから後で着てみろ」

「あっ鮫島先輩っ」

鮫島先輩がまた先に出ようとする

「一緒に‥一緒に入ろう?」

少し恥ずかしげにそんなかわいい事を言った河辺

これが最後になるかも知れない河辺と過ごす時間

俺はその時間を大切にしたいと思った



一緒に入って上がった風呂

鮫島先輩はいつも以上に優しくて僕の頭をバスタオルで拭いてくれたりしてくれた

「もう寒くないか?」

「うん‥熱いぐらい」

部屋には暖房がガンガンにつけられていた

鮫島先輩が僕の冷え切った身体を心配してくれていたんだ

熱い?

じゃ温度下げるか‥

ピッとリモコン持って温度を下げていく

「河辺話があるんだ‥」

ベッドに座って僕に隣に座るように促してくるから座った隣

「今俺が好きなのは河辺お前だけだ。わかるな?」

「う‥ん」

河辺の手を握り話し始めた

「俺お前と出会う前はなっちゃんが好きだった」

「やっぱりそうなんだね‥」

やっと鮫島先輩の口から聞けた兄さんが好きって言葉

「その言葉が僕は聞きたかったんだよ‥はぁ―スッキリした♪」

そう言って河辺が俺から離れようとした

「待て!最後まで聞け!」

腕引っ張られてまた隣に座らされた僕

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