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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

「先輩って俺と同い年か?」

な訳ないだろ?

「先輩よりもずっと前に卒業した先輩だよ(笑)同い年なら先輩も見てるはずだろ?」

あっそうか‥
ってまーちゃんが誰なのか知らないから見てもわからない。

「共学か~♪共学と言えば女子だよな♪!」

「当たり前だろ?鮫島何言ってんだよ…」

「鮫島先輩っ」

日高と後ろ歩いていた河辺が鮫島に飛びついた

「浮気は許さないからね!」

「浮気?する訳ないだろ?(笑)」

顔が笑ってる
いや‥言いながら笑ってた

「日高?」

先輩が後ろ振り向いた

「俺は先輩一筋だからな(笑)」

「‥‥‥‥」

なんだよ?
ああ。とか何か言えよ?

また前を見た先輩

「なんだよ?(笑)」

ガバッと先輩に後ろから抱きついた

「重いっ!」

「‥‥‥‥」

先輩が一言目に重いと言った

離せバカじゃなかった。



玄関ホールで靴履き替えて校庭に出たら、ちょうど卒業式が終わった上級生たちがいっぱい集まっていた

振り向いた一人の上級生

「あれ?相川じゃん?」

「相川?どこ?」

鮫島先輩が手を振った

「やっぱり相川だ!鮫ちゃんまで♪」

わ~♪と集まってきた上級生の人たち

なっなんだ?!
その勢いに負け俺と河辺は一歩引いた

「相川卒業式は?いなかったじゃん?」

「いや‥その‥」

上級生が先輩の手を握ってる‥

「先輩っ!」

溜まらず声かけてしまった

「あっ君は‥確か‥それより相川♪」

最後まで言えよ!

俺は日高一樹だ!


先輩と鮫島先輩を取り囲む上級生たち

俺と河辺は少し離れて別れを名残惜しむ先輩のクラスメートたちと話を楽しむ先輩たちを見ていた

「相川?第2ボタンくれよ(笑)」

「第2ボタン?」

「ちょうどシャツ着てるじゃん(笑)」

いやいや‥何で第2ボタンなんだか理由を言えよ

「なっちゃんやったら?(笑)」

いやいや‥鮫島まで

「斎藤お前抜け駆けばっかズルいぞ!相川俺にもくれっ(笑)」

くれって言われても第2ボタンは一つだけ‥

そうじゃなくってっ
何で第2ボタンなんだって!

ぼーっとしてる俺らのアイドル相川なつめちゃん可愛いっ♪

「脱がせろ♪」

え?は?

「おい?やめやめろよ!」

クラスメート達の手が一斉に俺のシャツに伸びてきてシャツを引き裂いた

ブチブチッ!と飛んだボタン

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