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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

コンビニに着いてリクエストの品物を探し出す

「ないな?」

「何探しているんですか?」

「あ?ちょっと待ってろよ。姉ちゃんアイスクリームはどこだ?」

そんなの僕に聞けば早いのに

「鴨倉さん?」

「おい!姉ちゃんアイスはどこだって聞いてんだ返事しろや!」

ビクッ!鴨倉さんが豹変したっ!

『アイスクリームはあっ¨あちらになります!』

コンビニのお姉ちゃんも怯えてるよね?!

「ありがとよ♪近藤さんあっちだってよ♪」

ガタガタ¨ぶるぶる¨

「オシッコか?」

違いますー!

案内されたアイスクリームコーナーの前

「鴨倉さんっていつもそうなんですか?何アイスです?」

「何がだ?モッチモッチ~♪なまるで生乳(なまちち)みたいなもなかバニラ味」

「ぶっそんなアイスないでしょ?(笑)」

そう言いながら探す二人

「見ーけ!俺の勝ち(笑)」

鴨倉さんが手にしたのは生乳みたいなもなかバニラ味

「ズルいでしょう?なまちちじゃなくてソレせいにゅうって読むんですよ」

「勝ち負けにズルいもへったくれもないってな♪取ったもん勝ちだ♪」

「えー!じゃ次僕が絶対取るから♪お題は?」

「次はな?コチョコチョっとした棒チョコ!」

コチョコチョっとした?

「見ーけ!♪(笑)」

「えー?また?コチョコチョっとしたって書いてないじゃないですか?」

「近藤さんはボキャブラリーに乏しいな(笑)次行くぞ♪」

ボキャブラリーじゃなくて鴨倉さんが変に付け足すから分からないんだよ!

「次はな~?チューチューして~♪んなチューペット!」

「チューペットあった♪!」

僕取った♪

高々に挙げたチューペット♪

「そんなにチューチューして欲しいのか?近藤さんはスケベだな(笑)」

高々挙げた手が恥ずかしい

「そっそんな訳ないじゃないですか!何言っているんですか?!次!」

アイスクリームコーナーでみっともなくはしゃぐ二人組み

はた迷惑だっただろう店員さんごめんなさい。

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