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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

「河辺いいか?二人を起こすのにはコツがいるんだ♪」

「コツ?」

「そうコツ」

「何で僕に言うの?」

部屋に入って行く鮫島先輩

「何でって俺がいない時お前に頼むだろう?」

え?鮫島先輩がいない時?

「鮫島先輩朝いない時あるの?!」

河辺が詰め寄ってくる

「ちょっ河辺!?」

「僕が寝てる時どっか行ったりしてるんだ!まさか浮気?ねー浮気してるんでしょ!」

うわ?浮気?

「違うよバカ!する訳ないだろ!?」

鮫島先輩焦ってる?!

「浮気してるんだーっ!」

ボスン!

「ぐはっ(なっ何だ?)」

河辺がベットにダイブした

「嫌だ!嫌だ!」

ドスンドスン!

!!!?

腹叩たいたらヤバイって!

「ゲホっ!ゲホゲホ!なっ何!?河辺!?」

何しても起きない日高君が起きた

荒業だな¨

「鮫島先輩が浮気してるんだー。うわー(泣)」

「浮気?」

鮫島先輩を見たらお手上げ状態?

「勘違いだろ?」

「勘違いじゃない!朝いない時もあるからって言ったもん!」

首を振る鮫島先輩

あーまた例の病気発病か?

「河辺?鮫島先輩が浮気なんかするはずないだろ?」

「だって¨ヒック¨」

「昨日河辺に突き落とされても我慢する鮫島先輩だぞ?」

「突き落とす?」

「お前昨日誘ったのに突き落としただろ?俺傷ついたわー」

「ウソ?ごめんなさい!僕全然覚えてない」

まぁ寝てたからな¨

「もういいよ♪」

「やだ!ごめんなさい!ごめんなさい!嫌いにならないで」

「もういいから♪けどもう少し信用してほしいな?」

だって鮫島先輩カッコイイから不安なんだもん

「そんな事ばっかり言ってると捨てられるぞ?(笑)」

「捨てられる?嫌だーっ!僕を捨てないで!」

河辺が鮫島先輩にしがみつく

「分かったから。もういいから」

「うっうっ¨」

よしよし♪と河辺の頭撫でる鮫島先輩

鮫島先輩は本当スゴい男だよなー

河辺には悪いが俺だったらもうとっくにウザくて別れてる

「あっ橘さんが朝飯だってさ♪河辺行こうな?泣くなよ(笑)」

「うん¨」

河辺の涙を拭い肩を引き寄せた鮫島先輩が部屋を出ていった

本当優しいな鮫島先輩は¨さてと!

「先輩朝食だって?」

「スー¨スー¨♪」

この状況でよく寝られるな?
アンタのその図太い神経も相当スゴいと思うよ

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