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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第53章 先輩が!!?俺は感無量です

小野寺さんと橘さんはそのままホテルに泊まるとか言い出して

何かね?橘さんがお酒に酔ったとか小野寺さんは言ってたけど

「ねー?鮫島先輩?橘さんお酒飲んでた?」

小野寺さんがタクシー代くれたけど歩いてる俺たち

「さぁ?飲んでたんじゃねーの?大人には大人の事情ってもんがあるんだよ♪」

「ふーん?事情ね?」

「河辺?ケーキ買って帰らねー?」

「ケーキ?」

じゃーん♪と俺は小野寺さんから貰った一万円札を見せた

「それ!どうしたの?!」

鮫島先輩が一万円札?!

「小野寺さんがタクシー代にってくれたんだ♪」

タクシー代?

「じゃどうして僕達歩いてるの?」

「ケーキ買う為だろ?」

「一万円分も買うの?!」

「買う訳ねーだろ?(笑)行くぞ!」

じゃ何で歩いてるのさ?!
ケーキ買ってタクシー乗ってもお釣りくるよね?何で?

「あっちょっと待ってよ!」


そして鮫島先輩とケーキを買って帰った家

ドアノブ回せば開いていたから勝手に入った家ん中

「ただいまー♪って真っ暗じゃん陰気臭い」

しーん¨

あれ?いない?

「ケーキ買って来たぞ?寝たのか?」

「珍しいね?ケーキって言ったらすっ飛んで来るのに(笑)」

何だ寝たのか?

「じゃ俺らだけで食うか♪?」

リビングに行くとスタンドライトが置いてあった
何でスタンドライトなんか?

ブニュ♪

何だ?何か踏んだ?

足の裏を見てみたら白いぶよっとした

杏仁豆腐か?

俺は靴下を脱いで脱衣場に靴下を入れに行ったら出てきた二人

「あれ?帰って来てたのか?」

「あっお帰りなさい?」

ほかほかの湯気なんか頭から出して何を呑気な

「杏仁豆腐食ったのか?踏んじまったじゃねーか?」

「杏仁豆腐?」

「ん?杏仁豆腐食ったんじゃねーのか?床に白いぶよっとした物落ちてたから踏んづけたんだよ」

これ?と言って見せられた靴下の裏には白いぶよっとした物が引っ付いていた

!!!!!?

「日高!てめーっ!」

なっ何?‼
何だか分からないけど先輩がものすごく怒っている?とにかくここは逃げるべし!

「待て!こらーっ!」

日高を追いかける前に思い出した!
物的証拠の隠滅を忘れてた

「鮫島貸せっ!」

「え?ちょっなっちゃん?」

俺から靴下をぶんどって日高君を追いかけて行った

何だあれ?

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