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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第53章 先輩が!!?俺は感無量です

初めて入った河辺の部屋は凄かった

ピンク‥ピンク‥ドピンクで目がチカチカする

「すごいな…」

「何が?」

「いや別に」

「食べよう♪」

「あっうん」

日高先輩のうん?僕にうん?

「ふふふ♪」

河辺が嬉し恥ずかしそうに笑みを浮かべた

「何?何だよ?」

「日高先輩が僕にもうんって言ったから♪」

「うん?」

「そう♪うん!日高先輩は甘えられる人にしかうん何て言わない」

「甘えられる人?」

「うん!♪ついに僕も日高先輩の中で甘えられる人になったんだ♪って嬉しい♪」

何だかよくわからないけど河辺はすごく喜んでいる

「あっそうだ河辺?」

「なに?♪」

「あっあのさ‥その‥」

「なに?言ってよ(笑)」

「ジェ‥ジェルあるだろ?」

「ジェル?何の?」

「何のって‥河辺が買ってるやつ」

僕が…買ってるやつ?

え?何で‥

「何で知ってるの」

え?

「鮫島先輩がくれてさ‥」

鮫島先輩が日高先輩にあげた?

何それ?

「それで‥出来たらもう一本欲しいんだけど」

「…………」

河辺?

「あっあのさ‥河辺?」

僕は何も知らない
勝手に人の物を人にあげるなんて!

「いつ…貰ったの‥」

「いつだったか覚えてないけど‥あれすごく気に入ってさ」

気に入った?

「これなんだけど?」

これと言って日高先輩が見せたボトル

「あー‼これ入手困難なやつ!」

「ジェルに入手困難とかあるのか?」

「あるよ!人気が高いやつは入荷待ちでなかなか手に入らないんだから!」

へっへー?そうなのか?

「で?使ったの?」

「え?あっうん」

「どうだった?♪」

河辺は興味津々に聞いてくる

「すごく‥良かったみたい」

「良かったみたい?って日高先輩が使ったんじゃないの?」

「え?俺?何で?」

「なつ兄か…」

そらそうだろ!何で俺が使うんだよ!

「取り寄せてあげてもいいけど‥」

「何?何か必要なのか?お金ならちゃんと払うよ」

「お金じゃなくて‥」

「何?言えよ?」

「じゃ‥キスしてよ」

これはゲーム

は?

「いや‥いやお前鮫島先輩だろ」

鮫島先輩だけど勝手に僕の物あげたのに、そう易々いいよ♪何て言ったら何かムカつく!僕が可哀想

日高先輩は悪くないけど意地悪したくなった
日高先輩が出来ないのは知っている

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